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2: 高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)

高認は「高卒」にはなりませんが、取得すべし!

高認を取得しても「高卒」にはなりません。学歴上では「中卒」です。
でも、取得するとしないとでは、私は雲泥の差があると思っています。

① 大学、専門学校へ進学の道が開ける

② 就職でも今や「高卒」扱いにしてくれる会社もある

③ 本人のモチベーションが全然違う!

特に③においては、一つの波を乗り越えれば 大きな自信に繋がります

高卒認定試験は年に2回、8月と11月にあります。

おおむね8~9教科の合格が必須となります。一見、大変そうですが、出題は高1程度の内容とされており、一度に全教科を合格する必要はありませんので、3~5教科程度に絞って2,3回に分けて受験しても構いません。

合格した教科はもう受験する必要がなく免除になります。

高等学校卒業程度認定試験規則・告示等:文部科学省 (mext.go.jp) (試験規定が変更になっていますので、詳細は文科省のHPで)

高校を途中でドロップアウトした人で、単位を取得している科目は受験する必要もありません。
苦手教科、得意教科をどのタイミングで受験するかを考えて自分のペースでできますよ。

合格点は不明?!

実は明確な「合格点」が示されていない、高卒認定。また、自分の点数も詳細は分からず
100~80点ぐらいがA・79~60点ぐらいがBかな?
とにかく「A・B・C」といった結果がかえってきますので、実際の点数はわかりませんが

合格点は各教科100点満点中で40点台です!半分以下です!!

これは必ずしも毎回40点台ではなく、受験生の平均点を考慮しているようですが、おおむね
このような点数らしいです。

それもこれも、高卒認定とは落とすための試験ではなく、

取得者を増やし、進学、就職につなげるための試験です。

よって、めちゃくちゃハードルが高いわけではありませんので、その点を、受験するお子さんに推してみてください。
例えば、数学が苦手でも、難しい文章問題は捨てて、計算問題に特化する!そこは絶対落とさない!という勉強でもいい、と言えるかもしれません。学校に通っていない分、時間はたっぷりありますしね。ゆっくりでいいですし、まずは得意な1教科からで構わない、と話してみてはいかがでしょう。

1教科でも合格した実績ができたら、自信にもつながりますし、これを取得したことによって、少しでも未来の自分を想像できるようになるかもしれません!

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