偏差値だけで選ばない!
不登校チャンが高校進学を希望しているのであれば、今や、いろいろな学校があることを教えてあげましょう。
いわゆる全日制だけが高校でもないし、都立はエンカレッジ高校(全日制、不登校やり直し校) 都立チャレンジ高校(定時制や単位制)・ 通信制ももはや流行り??と思うほどたくさんできて希望者も増え、そういう意味では高校も多様化しており、親御さんの時代とは全然違います。
その中で、、当時私がピックアップした高校をいくつか紹介させてください。(情報が古いかもしれませんので、適宜アップデートしてください)
① 都立新宿山吹高校
ここは都立の定時制の単位制高校ですが、親の時代と違って定時制でも夜間高校ではなく朝から授業がありますが「1部」「2部」「3部」と時間が分かれており、単位制なのである程度自分でチョイスできるみたいです。(朝起きられないODの子にはいいかも・・)
*通信制課程もあります。
ただし、ここの高校は数年前から東大合格者を出すようになって、一気に注目され、定時制高校とは思えない倍率になっております。「学校」に縛られず、自由に勉強したい! なんていう優秀な子がいるようです。
② 中央大学高校
言わずと知れた中央大学の高校ですが、ここは昼間の定時制。始業時間が遅いんです。うちのようにODチャンは朝が弱い・・少しでも始業時間が遅いのは、有難い!ほかにもありますよ。
ネネが入った高校は、駅近ですが、8時10分着席でした。朝の10分、15分は大事。学校案内に必ず「始業時間」が出ていますのでそこも必ずチェックすべし!
ま、ちょっとこの学校はネネの成績では厳しかった・・
③ 単位制高校
都立の単位制高校は、結構あります。決められた単位数を取ればいいので、1時間目から毎日 がっつり通う必要もありません。
都立高校 新しい時代の幕開け -都立高校改革ガイドブック- 目次|東京都教育委員会ホームページ (tokyo.lg.jp)
④ 通信制高校
これはもう、今やたくさんあり過ぎて・・何に重きを置くか、デス。
昨今では、スポーツ選手がトレーニング時間を確保するために通信制を選ぶように進学なのか、就職なのか、社会とのつながりを求めるためか、高卒資格を得るためか、、スクーリングと言って登校日を設けている学校もありますし、修学旅行があるところも。
リモート授業もOKです。担任制で、一人ひとりに寄り添ってくれて、気が合いそうな生徒同士をマッチングしてくれたりするみたいですよ。
ウェルカム通信制高校ナビ|通信高校の一括資料請求サイト (tsuushinsei.net)
⑤ 番外編 留学しちゃう!
なかなかここまで思い切った決断ができる不登校チャンは珍しいかもしれませんが、経済的に許容範囲ならアリです!! うちはフトコロ事情を考えると、厳しかったのですが、当時それも考えていました。米国、カナダ、英国、欧州などは、べらぼうな金額になるのですが、比較的オーストラリア、ニュージーランドあたりは、手が届きそうなところ。(それでも長期は無理だ!)
通信制に席を置きつつ、数か月の短期留学とか。そういうのも、選択肢にしてみては?
ネネが不登校、ひきこもりから復活したきっかけは・・1ケ月の渡欧でした。 その話は別フラグで
⑥ 地域みらい留学(国内留学)
今、こういう選択もあることはご存じですか?日本国内、地方の高校に寮生活をしながら通う!ほとんどが地元の県立高校で、学校や地域の人たちの支援を受けて、親元では体験できない地方ならではの経験、新しい環境、新しいコミュニティーが得られます。
海外留学よりも現実的で、費用もかなり抑えられます。
ネネの時代にこんな取り組みがあったら行かせたかった~!
地域みらい留学とは | 地域みらい留学 (c-mirai.jp)
中学生ぐらいって「他人の目」を気にすることありますよね。学校に行かれなくなって、外に出ることもなくなる。知り合いに会うのがイヤだからです。家にこもることで更に今の自分を見せたくない、容姿に関するコンプレックスなどネガティブ思考がどんどん深まっていく。
そんな子に「あなたの事をまったく知らない人、新しい環境」を選択肢にしてあげてもいいかもしれませんね。