高校受験

6: 高校受験、試験の種類

受験の仕方を考える

*東京都内に住んでいるので、都内情報になって申し訳ない。(ただし、東京近郊はほぼ同様)
 また、不登校チャンを対象に考えてるので、スポーツ・特別推薦・都立推薦入試は割愛

① 私立単願入試

私立高校を第一志望校とする受験生を対象とした入試です。他の私立高校や公立高校と併願せず「合格したら絶対におたくの高校に入学します!」という条件のもとでおこなわれます。

 実は中学不登校であっても、受け入れOKの私立高校は結構あります。 
 昨今では「不登校枠」があるところもあって、高校からの復帰を後押ししてくれます。
 出欠や内申を提示しなくてもよく、V模擬などの外部模擬試験の成績で判断してくれたり、本当に対応は様々です。

 私の友達のお子さんは、中学3年間、別室テスト以外で全く教室に登校しなかったのですが、偏差値60程度の学校の「特進クラス」に入学し卒業、現役大学生しています。

 そのためには、、、学校説明会の個別相談が必須です! 


最初は、学校に出向いて個別相談・・だと、なんとなく敷居が高く感じるかもしれませんので

手始めに複数校が集まる大型説明会 から行ってみましょう。
(できれば本人と一緒に行きたいところですが、親だけでもOKです) 
一見、面接のようで気負ってしまいますが、本人の現状を伝え、不登校受け入れ実績などを確認しておきましょう。
高校の先生も不登校の受験生、慣れてます。 お気軽に聞いてみてください。

条件次第で「不登校でも高校入学を機に頑張りたいのであれば受け入れます!」って学校を探してみましょう。 
数、打ってください! 
最初の1校、2校ぐらいはドキドキしちゃいますが、そのうち慣れます。笑  
そうしていくと、志望校も絞れます。

 入学の基準を満たしていて、受験を認められれば、ほぼ不合格になることはありません。

 

② 私立併願優遇  私立1校+都立1校 

私立高校の単願受験では、合格したら必ず入学することが条件です。しかし、併願優遇では早めに私立高校の入学資格を押さえ安心しながら 都立高校も受験でき、都立高校に合格すると、私立入学を辞退して都立高校に入学することができます。

 都立高校の場合は、内申が30% 当日テストが70%の比率で重視されるため、成績が付いている=定期テストや提出物をこなしていることが必要ですが、受験可能です。

 また私立の併願優遇を取るには、内申が各校の基準を満たしている必要があり、それが結構高めに設定されていたりします。(「優遇」だからね・・仕方ないか?)

https://cigica.ngontinh24.com/article/14378


 正直・・成績の基準ももちろんですが、出欠率を見るところもほとんどなので不登校チャンにはチョット厳しいです。(別フラグで語ります)


③ 一般入試

 私立一般入試は学校ごとに中身がまちまち。当日の試験3教科、5教科、面接あり などなど。都立入試も一部「英語の得点を2倍で計算」とか「独自テスト問題」「実技」を課している学校もありますが、おおむね当日、都内統一のテスト問題、5教科試験

 私立は日程さえ被らなければ、何校でも受けられます。滑り止め校、実力相応校、チャレンジ校を考えて 2~3校の受験が一般的。
 都立は1校のみ(不合格の場合、2次募集、3次募集が再受験可)内申が30%考慮されます。 
内申の計算の仕方は少々複雑なんですが、当日テストとの合計1000点満点で判断します。

 とはいえ、都立高校へ提出の内申書は3年の成績のみで、出欠日数についての記載はあるものの、この30%の判断基準に含まれません。

 よって、成績さえついていれば、都立受験は十分可能と言えます。

  


  

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