ひどかった一年間
今、振り返ると、うちの場合はやはり人間関係の悪化も原因の一つだったかも。
中学生は「中2病」と表現されるように、背伸びしたり、反抗したり、強がったり、わざわざ対立したり、と危うい言動が増えていきます。
ただでさえ、気の強い「鉄の女」ネネなので、自分のちょっとした対応で、周囲と壁を作っていたり、付き合いにくさを醸しだしていたような気がします。
そういう日常の積み重ねが、学校へ行きづらくしていく・・中学生にとっては「学校」のコミュニティーは生活の一番重要な部分ですからね。自分のせいであってもそこが崩壊してくると、足が遠のくのは想像できます。
イベントにはぜったい参加
そんな中で、ネネは運動、特に水泳から始まって走ることには多少長けていたので運動会は活躍の場。絶対参加でした。
ところが中3の運動会では、ほぼその前から学校に行っていなかったので行きづらい雰囲気が出ていましたが、中3にもなると周りも変わっていきます。「おい、ネネがいないと、リレー勝てないだろっ!」「バトンの練習するから早く来い!」 なんていうクラスメイトのありがた~い連絡・・こちらが感動しました (´;ω;`)ウゥゥ
そして、何事もなかったかのように接してくれるクラスメイト。大人デス!!中3はこのクラスに助けられました。
しかし、この1か月後にあった修学旅行。これはもう・・
修学旅行前日の怪
運動会後、さらなる五月雨で、定期テスト以外はほぼ週1or 2ぐらいの登校でした。(ホントなぞですね、この「たまに行く」ってところ)
修学旅行前の説明会やら班決め、行動班での行先決めなども全く参加しておりません。とにかくイベントは必ず参加する子です。当然行くものだろうと思っていましたが全く、動かず。
でも気持ちは行きたいんだろうな~、なんだかよく分からないのですが、泣いたり、暴れたり(ソファーや椅子を蹴って)どうにもやり場のない不安感?を爆発。今、思えば、やっぱり怖かったのですかね、、「え?なんでこいつ来てるの?」って口に出して言われなくても、その空気感が。でも、行きたいっていう葛藤です。
修学旅行は前日に荷物を学校へ持参し、トラックで宿泊施設まで運びます。当然、前日も不登校なので行きません。でも親としては修学旅行は楽しんでもらいたい!という想いがあり、運びましたよ、母が!笑
「もしかしたら荷物だけ行って帰ってくることになるかもしれないけど」と先生にお願いしたら
「いいですよ、それでも。来られそうだったら東京駅集合だから電話して」と。
有難い・・(´;ω;`)ウゥゥ
はてさて、どう動かすか。 ここはしばらく、放置しました。
とりあえず、母ができることはやった。荷物も運んだ、しおりも取りに行った!なんて、、過保護なんだろう、、とおもいつつも。あとはあんたが動くのみ!だよ~ん、て。
・・と、言っても前日の午前中です。時計の針の音って、こういうとき、やけに大きく聞こえるものです・・
かれこれ3時間以上が経過。 泣いて暴れて少し疲れて、泣き伏してたソファーから、突然、
むくっと起きだすと
修学旅行に持っていくお菓子買いに行かなきゃ!
お、お菓子?? ・・・・・
なにに対して吹っ切れたのか分かりませんが。
自分の中で何か解決したんでしょうかね?
苦労しましたが、、無事に修学旅行、行きました。 「楽しかった!」と帰ってきました・・。